地域福祉活動の推進をめざして区内のおおむね小学校区で展開されている、小地域活動や住民同士の助け合い活動に対し、助言や支援をしています。身近な地域のなかで、一人ひとりの生活の困りごとや生活のしづらさに目を向け、地域住民、地区社会福祉協議会、地域団体や関係機関、社会福祉施設、NPO、企業、学校などの多様な団体や専門職が協働し、「つながり、ささえあうことができる福祉コミュニティづくり」を実現する取組みを推進しています。
主な活動
地域活動をささえ活動の担い手を広げる活動
地域活動に参加する人を育成するため、活動のPRや、参加へのきっかけづくりをおこないます。活動を長く続けていくためにも、活動の担い手づくりが大切です。誰にでも参加してもらえるよう、門戸を広くしておきましょう。また、地域の中には、さまざまな趣味や特技を持った人が大勢います。新たな人材を発掘することで活動も広がります。
【例えばこんな活動】
●ボランティアスクール
●ボランティアと当事者の懇談
●活動グループづくり
●体験講座
●介助方法の勉強会
地域のつながりと住民のふれあいを深めるため、交流の場をつくる活動
地域の住民ができるだけ多く顔見知りになれるよう、交流の場をつくります。障がいを持つ人や高齢者への理解を深めたり、お互いの悩みを話し合ったり、いろいろな世代の人が自然にふれあえる雰囲気づくりを大切にしましょう。
【例えばこんな活動】
●食事サービス
●ふれあい喫茶
●世代間交流
●福祉施設との交流
●障がい者や高齢者も参加できる運動会やハイキング
●外国籍の人との交流
●ミニデイサービス
●いきいきサロン
●親子サロン
●ふれあい農園
住民の福祉活動への理解・参加を呼びかける活動
できるだけ多くの住民に、福祉やまちづくりに関心を持ってもらえるよう呼びかけ、活動への理解・参加を促します。日ごろ、福祉にあまり関心を持っていない人にも興味を持ってもらえるような活動を工夫しましょう。
【例えばこんな活動】
●座談会・懇談会
●広報紙・情報紙の発行
●標語づくり
●ポスターづくり
●啓発リーフレットの作成
●福祉サービスや活動についての説明会
多世代交流、世代間交流について
高齢者世帯の増加や核家族化が進み、それぞれの世代で抱える問題も多様化してきています。
高齢者や子育て世代、子どもなど様々な世代が共に活動し、お互いを理解し、「助け、助けられ」これまであったお互いさまの地域づくりをめざした「多世代交流・世代間交流」が求められてきています。
多世代交流や世代間交流によって、子どもたちは多くの人間関係の中から様々なことを学ぶことができ、高齢者はこれまで培ってきた能力や経験を伝えるなど、他者と関わるきっかけをつくることで社会的孤立を予防し、生きがいを持った生活につながることが期待できます。
みんなで食事をすることの楽しさを理解したり、居場所を目的とした「こども食堂」や、子どもたちの宿題や勉強を高齢者が教える学習支援など多世代交流や世代間交流としての活動が広まりつつあります。
区社協だよりの発行
区民の皆さまに、平野区社会福祉協議会がおこなう事業や福祉サービス、地域で取り組んでいる福祉活動など、平野区の地域福祉についてわかりやすくお伝えするため『区社協だより』を発行しています。
発行方法:年3回全戸配布にて発行しています。(視覚障がい者向けの音訳CDもあります。ご連絡いただければ郵送します。)
高齢者福祉月間事業
9月は高齢者福祉月間です。
各地域では、「敬老の日」を中心に多彩な行事が実施されています。
区社協では次の表彰などをおこないます。
- 金婚夫婦の表彰 及び 記念品の贈呈
- 高齢者福祉善行者の表彰 及び 記念品の贈呈
- 99歳(白寿)の高齢者へお祝い品の贈呈