2017.11.29【第33回】 平成29年11月4日(土)

参加者人数≪当事者:5人 親:11人 サポーター:4人(ピアサポーター・相談支援員・精神保健福祉士など≫

第33回発達障害について話し合う会は11月4日(土)に開催しました。今回は、当事者・親・サポーターが一緒のグループで話し合いをしました。

ひとつのグループでは、「過度な定型発達へのあこがれ」について話し合われていました。定型的な発達に沿っていないのではないかと心配し、過度に合わせようと必死になっている傾向がある。親は周りのことだけに目がいってしまい、子どもの姿を見ていないことが問題ではないだろうかと話し合われていました。
もう一方のグループでも他人と比較されることがとても苦痛に感じていることがあると当事者の方から意見もありました。比較されると自分はできない人間なんだとか必要とされていない人間なのかと傷ついてしまうこともあります。
特に親にそういった言葉をかけられるととてもしんどくなることもあるそうです。まずは、「家族だけでも自分たち(当事者)を認めてもらいたい、信じてもらいたい。」という思いがあることについて話し合われていました。

どんな形でも一日の間に家族と顔を合わせる・お話をする・食事をするといったことで少しずつ関係を作っていくことが自分の気持ちを伝える第一歩になるそうです。自分の気持ちを表に出すことのできる場づくりを親と当事者、時には支援者や第三者に協力してもらってはいかがでしょうか。

次回は12月2日(土)初めての方もぜひご参加ください。みなさまをお待ちしております!!

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