福祉教育

 区社協では、区民のみなさんに社会福祉について理解を深めていただけるよう、「福祉教育」のお手伝いをしています。
 たとえば、学校で授業の一環として福祉教育に取り組むときに、どういう内容にしたらよいか相談にのったり、講師や体験を受け入れてくれる施設の紹介をしたり、また車いす体験・アイマスク体験の場合は車いす・アイマスクの貸し出しや講師紹介も行っています。

 学校以外でもPTAや老人クラブなど、各種団体・グループでの勉強会や、企業の社員研修など、ご相談があれば、企画の段階から一緒に考えていくなど、社会福祉について少しでも理解を深めていただくよい機会となるよう、お手伝いします。

たとえば、こんな福祉教育をおこないました

中学校において、障がい者の理解を目的に、障がいを持つ方のお話を聞いた後、車いす体験、アイマスク体験をおこない、感想を出し合う。
小学生が手話のボランティアグループの活動に参加し、手話を学んだり、聴覚障がい者と交流する。
高校生が少人数単位でボランティアグループや障がい者との交流を体験・参加型で行う。
  • 視覚障がい者の話を聞き、質問をしながら交流。点訳ボランティアから、点字を学び実際に打ってみる。
  • 区社協職員から、さまざまな福祉の仕事やボランティア活動について話を聞き、少人数グループで質問しながら交流。
PTAの方を対象に車いす介助の方法を指導、車いす体験を行い、その後PTAが主体となって、子どもたちに指導を行う。
児童・生徒や学校の先生が、作業所や社会福祉施設で数日間体験を行う。

 「福祉教育」に決まった形はありませんが、なるべく一方的な講義で終わるのではなく、交流や体験、参加という形を取り入れて、何か実感してもらえるよう一緒に考えていきたいと思っています。それぞれの目的や意向に沿って個別に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。