2017.07.14【第29回】 平成29年7月1日(土)

参加者人数14名 ≪親:10名 支援者:4名 (ピアサポーター、大学講師など≫

7月1日(土)に第29回不登校・ひきこもり親の会が開催され、2つのグループに分かれて話し合いました。

当事者に共通するのはコミュニケーションがあまり得意でないということであり、人との気持ちのやり取りの中から、生きづらさや、働きづらさが生まれてくる。そういったつらさの積み重ねが自己肯定感の減少になることがあるので、まずは一歩一歩できることをすすめていき自己肯定間を高めていくことが大切になるのではないかと話し合われていました。

また、親は社会に出ていくチャンスを子どもに与えてあげたいが、社会の中に出ていって、その環境に馴染めるのか常に心配でもあるという葛藤を抱えていると話されていました。

親が当然と思っていることでも、子どもにとってはしんどいことかもしれないので、子どものペースをしっかりと守ってあげることについてや、親は子どものことを考え悩みこんでしまわないよう「最低こうならなかったらいい」と思えるラインをつくることで気持ちを安定させ、前向きに物事を考えてことで不安が少しでも軽くなり、さまざまな情報を手に入れることへの一歩につながるのではないかという子どもへの関わり方について話し合われていました。

親は子どものことで考え込んでしまい気持ちが不安定になってしまったら、少しでも前向きに考えていくことが大切なのかもしれません。また子どもの皆さまも、親は常に自分のことを思っていてくれていることを少しでも知っていただければと思います。

次回は8月5日(土)です。初めての方もぜひご参加ください。皆さまのご参加をお待ちしております!!

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